活動報告

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2022年11月26日 佐和山城址~彦根城を巡る紅葉のロングハイキング                                                                                            


彦根市「佐和山城趾」にて
【2022.年11月26 日( 土)】
天候: 曇り時々晴れ体感温度: 15 度前後
【観察会コース】JR彦根駅集合( 10: 00) ~ 龍譚寺境内通過( 10: 30) ~
佐和山城跡( 昼食) ~ 清凉寺にて茶会~ 彦根城/玄宮園( 14: 30解散)
【参加者】8 名
会員= 6 名一般参加者= 2 名
レポート: 山下吉和
撮影: 山下吉和


 11月下旬にしては暖かな日。どんよりした空模様です。馬上の井伊直政像のある彦根駅には、県内外から8 名の参加者が集いました。
紅葉がかった佐和山の山容がここからもよく見えます。受付、挨拶など済ませ、元気よく出発しました。
線路沿いの狭い歩道を歩くこと2 0 分、佐和山案内所に到着。まずは井伊神社の紅葉を観賞しました。真紅のイロハモミジが頭上から覆い広がり、私たちを包み込むようです。お見事でした。


さて、龍潭寺( りょうたんじ) の山門をくぐるとすぐに石田三成像が目に飛び込んできます。この寺は光成の菩提寺です。本堂を左に見て、境内墓地を通過し、いよいよ登山道へと入っていきます。急坂を右に左に曲がりながら、約1 5 分で尾根に出ました。この峠は、山を掘削し人馬の交通を行えるようにした「切通し」です。ここからは尾根道をたどっていくこと5 分程で「塩硝櫓」( 火薬庫) の立札のある広場に到着し、「落ち葉」でミニ植物観察会を開きました。タカノツメ、フユイチゴ、コナラ、クヌギなどです。

再び、尾根道を登り、西の丸跡を経て、11時30分、ようやく232mの本丸跡のある山頂へ到着しました。イロハモミジが真っ赤に染まり、私たちを出迎えてくれました。山頂は、南に沖島、西に比良の山々、そして北には伊吹山が見渡せる素晴らしい展望です。眼下には、彦根城をはじめとする城下町がどこまでも広がって見えました。参加者は、思い思いに写真を撮ったり、景色を眺めたり、紅葉を見たりして、しばしの時間楽しみました。それから、破城の佐和山が残した数少ない城石の一つを見学し、あとは、記念撮影とランチタイムです。

下山は慎重に往路をたどり、13時に清凉寺前に到着。清涼寺は、井伊家の菩提寺で知られた曹洞宗の禅寺です。境内には、樹齢50 0年と言われる南天の木や7 5 0年の椨( タブ) の大木があり、「清涼寺の七不思議」の一つにもなっています。今回は特別に本堂の見学と茶会を催して頂きました。紅葉に彩られた庭園を眺めながらの一服は最高でした!

その後は、彦根城・玄宮園と観光地「キャッスルロード」をブラ歩き、食べたり、お土産を買ったりして、楽しみました。起点である彦根駅に着いたときには、万歩計が2 万歩を超えていました。

翌日、一般参加者のKさん( 84歳) から頂いたメールを紹介して報告を終わります。
『今日は色々とお気遣いいただきまして本当に有難うございました。おかげさまでヨタヨタながらも無事に佐和山に登れて素晴らしい紅葉と展望を楽しむことができました。清凉寺の凛とした佇まいとお庭を眺めながら頂いたお抹茶とお菓子、穏やかなひとときを過ごさせて頂きました。コロッケも美味しかったです。次回のセツブンソウなど春のお花を楽しみにしております』

↑ 彦根駅の井伊直政像
↑ 当時の佐和山城復元模型と背景に佐和山
↑ 井伊神社のイロハモミジ
井伊神社の鳥居
石田光成像(登山口)
墓地の中の散策路
↑ 佐和山山頂から城下町 そして琵琶湖方面を遠

佐和山 山頂にて

↑ 伊吹山を望む
↑ フユイチゴ
↑ 今も残る隅石垣

清涼寺にて

清涼寺の御朱印

彦根城にて

↑ 🌸二季咲き桜
↑ 玄宮園より彦根城を望む